頭痛の症状と言っても様々です。
それぞれ原因が異なり治療、診断法も異なってきますが、その症状によって、ある程度、診療の方向性が決まってくるので、頭痛の症状とそれに関連する病気ついてご説明します。
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目次
ズキズキする拍動性の痛み
この種類の痛みは、血管が拡張することによるもので、偏頭痛の事が多いです。
偏頭痛は三叉神経という神経の異常が原因で、頭痛ばかりでなく腹痛、嘔気などの頭痛以外の症状を伴うことも少なくありません。
典型なものでは、発症前に閃光が見える症状もあります。
軽いものでは市販の鎮痛剤等で治りますが、重症例では動けなくなるくらいに日常生活に支障をきたします。
診断は、症状、診察のみで行われ、CTスキャンなどの精密検査の必要はありません。治療は、いわゆる鎮痛薬から症状が強い場合はトリプタン製剤、制吐剤までさまざまです。
頻回に起こる場合は予防薬を使用します。また、普段から規則正しい生活を過ごすことが重要です。
また、偏頭痛と類似の症状をきたす群発性頭痛がありますが、薬物やアルコールなどの血管拡張による事があります。
首、肩の凝りを伴う重苦しい痛み
筋緊張性頭痛と言われる頭痛の症状です。
普段の悪い姿勢により血流悪化、筋肉の疲労による事が原因です。デスクワーク、スマホの見過ぎなどによることが多くなっています。
肩、首のストレッチや、猫背などにならないよう姿勢を正すことが重要です。治療薬としては、鎮痛薬や筋肉の緊張をほぐす薬が使用されます。
突然のガンといった頭が割れるような痛みで始まり、持続する痛み
くも膜下出血という怖い病気の症状で、早急に病院を受診する必要があります。
よくハンマーで頭を打たれなというような表現がされますが、さほど強くなく我慢できるため放置され命を落とす症例もあります。
意識障害、しびれ、まひなどの神経症状、嘔気、嘔吐などの髄膜刺激症状を伴います。
くも膜下出血は、放置すると死に至り、早急に治療しないと大きな後遺症を残すことになります。
診断されると開頭術(頭の骨を切除)を行い脳の損傷を回避する治療がなされます。
また、脳動脈瘤がその原因となるので、脳ドッグであらかじめ検査しておくことも推奨されます。
また、動脈瘤は視神経を圧迫して、視力の異常によって発見されることもあります。
徐々に悪化する嘔気を伴った痛み
脳内にある腫瘤が徐々に増大して起こす症状です。
それに付随して、嘔気、嘔吐、まひ、元気がない、多彩な神経症状をきたす事があります。
このような症状は数週間から数ヶ月かけてゆっくり進行するので気づきにくいものです。
主に、2つの原因があり、1つは脳腫瘍によるもの、もう一つは慢性硬膜下血腫によるものです。
後者では、頭部の打撲により、徐々に微量な出血により血腫が増大することによります。
特に、血液をサラサラにする薬を使用している人では注意が必要で、軽い打撲でも生じる可能性があるのでしばらく経過を見る必要があります。
治療は、血腫を取り除けば頭痛ばかりだけではなく傷害された神経症状も改善されます。
脳腫瘍に関しては、良性、悪性、および生じる部位により治療法が異なります。
その他の頭痛
頭部には、眼球などの視覚器、耳などの聴覚器、副鼻腔などさまざまな組織があり、それらの炎症や傷害によって引き起こされることがあります。
医師の診察を受けていただく必要があります。
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